お世話が簡単で元気が取り柄のサボテンがしわだらけになったり、葉が落ちてしまったという経験もある方がいると思います。
このような異常は多肉植物ではよく見かけることなので、出来ることなら予防してあげたいですよね。
今回は、そんな葉が落ちてしまう時の対処法を中心に紹介していきたいと思います。
葉が取れる原因について
多肉植物は茎の下から枯れて、新しい新芽が上から出てきます。
触っただけで葉が落ちるといったことはあまりありませんので、簡単に落ちてしまうような時は何か原因があると考えたほうがいいかもしれません。
考えられるのは肥料を過剰に上げている、水をやりすぎている、カラカラに乾燥している、湿気が多すぎるなどがあります。
多肉植物は過酷な環境下でも生息が可能ですので、葉が簡単に取れてしまうようなら枯れていると判断しがちですが、茎がしっかりしているかを見てください。
茎が腐っていなければ、治療はある程度ではありますが可能です。
葉が取れたときの対処法
水やりをしばらく控えていてもどんどん悪化していくようなら、根腐れの可能性が高いので、サボテンを容器から引き抜きましょう。
虫が根っこを食い散らかしているときもありますので、そのときは薬などで駆除するか取り除いてあげましょう。
穴が開いていない容器の時は水が溜まりやすいのでできれば容器を取り替えましょう。
また、根っこが腐ってしまっても茎と頭頂部の葉がある程度残っていれば、再び根っこを生やすことができます。
根っこ以外の残した部分を別の容器に移し、水をあげずに立てておくことです。
そうすることで再び土に根を伸ばし、成長を開始します。
再び根をはるまで10日程度かかりますので、心配ではあると思いますが辛抱強く待ちましょう。
サボテンは生命力の強い植物です。
まとめ
サボテンはしわだらけになっても、根っこがだめになってもきちんとすれば再生することができるというのは意外でしたね。
病気や異常が起きても、あきらめなければ何とかなることもあるということですね。
育てやすいと言っても病気になってしまうこともあるということなので、油断せずに気を引き締めて育てましょう。