サボテンは日光が好きなのに日焼けをするのと、不思議に思うかもしれません。
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」とあるように、日光浴にも加減が必要なのです。
そこで今回は、サボテンの日焼けをテーマに話していきたいと思います。
サボテンの日焼け治療!症状は?どう対処すればいいの?
サボテンの葉が日焼けしてしまう原因は、いったいどこにあるのでしょうか?
そして、もしサボテンが日焼けをしてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか?
これらの質問への回答も踏まえて、紹介していきます。
日焼けの症状や原因は?
日焼け(葉焼け)したところが濃い緑色から薄い茶色へと変色しますので、すぐに分かります。
原因として挙げられるのは、次の2つです。
まず、気温が高い真夏に直射日光に数時間もさらしたこと。
確かにサボテンの成長に太陽の光は必要不可欠ですが、7月~8月にかけて外気温の高い時期に長時間の日光浴は禁物です。
次に、寒い冬を乗り越えていくために室内で管理していた鉢を急に屋外へ出したこと。
これは急激な温度変化についていけず、日焼けを起こす可能性がありますから、少しずつ慣らしていきましょう。
それ以外にも、根腐れを起こすおそれがありますから、注意してください。
日焼けした時の対処法!
日焼けの範囲によって、対処法を変えていきます。
範囲が狭ければ、色が変色したところを消毒した刃物で切り取りましょう。
その後、しっかりと切断したところに抗菌剤を塗り乾燥させていけば回復する見込みが期待できます。
しかし、日焼けの範囲が広ければ、広いほど手の施しようがありません。
こうなってしまう前に、サボテンの日光浴の方法を見直してください。
生育期に日光浴を3時間~4時間行う必要がありますが、それ以外の時期は30分くらいで大丈夫です。
氷点下になるような時は、屋外で管理するようにすることも大切です。
まとめ
日焼けを起こしてしまう原因は、人為的なものによるものだということが分かりました。
ですから日光浴をさせる場合には、その品種の成長期に合わせて光を浴びる量を調節することが大切です。
生き物を育てていくには、臨機応変にしっかりと管理していかなければならないのです。