園芸用品店や雑貨屋さんを覗いてみれば、いろんなサボテンの仲間がたくさんあります。
世界にはいったいどれくらいの品種が存在しているのでしょうか?
そこで今回は、サボテンの種類や人気の品種について調べてみたいと思います。
サボテンの種類を調べてみよう!人気のあるものの名前は?
まったく想像もつきませんが、サボテンはどれくらいの品種があるのでしょうか?
また、人気の高い品種はどのような特徴が見られるのでしょうか?
いったいどれくらいの種類があるの?
畑に生えているスベリヒユなどと同じ多肉植物に分類されますが、園芸用の品種を含めると優に10,000種は超えると言われています。
そのため、野生のサボテンの生息分布も広い特徴が見られます。
その多くは乾燥地帯で見られますが、中南米の森林地帯や高山で育つもの、北米の冷帯で育つ種類もあります。
サボテンは暑い気候を好むと勘違いされることがありますが、低温に弱いものもあれば、氷点下で育つことができるものも存在します。
確かに多くの種類は乾燥した場所で育っていますが、乾期と雨季があり、サボテンは水を欲しないわけではありません。
育てやすくて人気のある3つの品種は?
1つ目は、「金鯱(きんしゃち)」という種で、サボテンの王様とも呼ばれています。
英語名は「Golden ball cactus」と呼ばれていますが、その名の通り遠くから見ると金色のボールのように見えます。
これぞサボテンと言えるトゲも特徴的である一方、可憐な花を見せてくれる一面もあります。
2つ目は、「金晃丸(きんこうまる)」という品種です。
小型の品種でトゲがあまり主張しないので、柔らかい印象を与えてくれるので、室内での飼育にもおすすめです。
モコふわとしたシルエットが可愛らしく、しかも育てやすいので、初心者でも大丈夫です。
色味の美しい黄色い花を咲かせるそうです。
3つ目は、「墨烏帽子(すみえぼし)」という種類です。
烏帽子とはあまり耳慣れないかもしれませんが、神主さんが神事を行う際に頭に被っている帽子です。
その形状が烏帽子と似ているためこの名が付いたのかもしれませんが、アメリカの西部劇を思わせるようなアイテムです。
トゲは細く、それほど強い存在感はありませんが、室内に飾れば雰囲気が明るくなります。
こちらは同じ日に買った、墨烏帽子という名前のサボテン🌵ばんざーいってしてる感じが勢いがあって良い。 pic.twitter.com/gMsCmdUPZ6
— kitune*69 (@tomorowscafe) 2016年11月30日
まとめ
サボテンに関してだけではなく、思い込みというのは恐ろしいなと感じさせられました。
野生のサボテンは乾期と雨季がはっきりとしているため、乾燥地で育っていても水を好むとは思いもしませんでした。
独り暮らしを始めた学生時代に、サボテンを育てていたことが懐かしく思い出されます。