ネオポルテリア属に分類されているように、比較的新しく分けられた品種で、接ぎ木のものが多いそうです。

このなかに、いくつかトゲの柔らかい品種があるようです。

いったいどんな品種なのか、これから調べてみましょう。

サボテンの種類を調べよう!柔らかいトゲが生えてくるのは?

サボテン トゲ 柔らかい 茶色 黒

サボテンのトゲは堅いという印象が強いですが、中には柔らかいトゲを持つものもあります。

「銀翁玉」と「白翁玉」と呼ばれている品種がそれです。

これらのサボテンにどんな目立った特徴が見られるのか見ていきましょう。

「銀翁玉」ってどんな品種?

チリ北部にあるチョアパ川流域に分布している円筒形のサボテンで、耐寒性にも優れているので丈夫で育てやすい品種です。

大きく育つと直径8㎝、高さは20㎝くらいになり、15個前後の稜と呼ばれる膨らみが見られます。

黒と白のトゲがびっしりと生えていますが、全体的には黒色のトゲが多く観察されます。

名前に「翁」を関しているように、見た目は白髪交じりのおじいさんのような柔らかいトゲが特徴的です。

3月に入ると先端がパステルピンクの花(直径1㎝~3㎝)を咲かせ、1番花はなんと2週間も咲き続けるそうです。

ただし、5月末から8月くらいに植え替えを行った方が、花付きがよくなるようです。

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「白翁玉」ってどんな品種?

チリが原産のサボテンで、球形あるいは短い円筒形をしており、見た目はまるで綿菓子を思わせるようです。

大きく育つと直径10㎝、高さ20㎝くらいになります。

上部から13個~21個の稜が下部にかけて伸びており、金色や白色の柔らかいトゲに包まれているのが特徴です。

全体的には白いトゲが多く、しかも丸みを帯びているトゲなので、マルチーズの体毛のようにモコモコ、フワフワな軽い印象を与えます。

春になると、濃いピンク色の花が顔を覗かせます。

白とピンクのコントラストがとても美しく春の青空にくっきりと映え渡ります。

まとめ

重厚感のあるサボテンというよりも、どこか親しみやすさを感じさせてくれる可愛らしいフォルムのサボテンです。

特に初めて栽培される女性の方には、これらの品種をぜひおすすめしたいと思います。

ぜひ花が咲くのを見届けられるように、しっかりと管理してくださいね。

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