乾燥したところで生育しているサボテンはたくましく、本来であれば肥料はなくても大丈夫です。
しかし、株を太らせたいような場合は肥料を与えるとグンと大きく育ちます。
ただし、与えるタイミングを誤ってしまうと、大変なことになってしまいます。
コーヒー殻を生かした肥料!サボテンに与える時期は?
どうせ肥料を与えるなら、家庭にあるものを再利用してみませんか?
もちろん市販のものを使っても大丈夫なのですが、エコで節約できればもっといいですよね。
そこで今回は、サボテンと肥料をテーマに話していきたいと思います。
コーヒー殻を活用した肥料の作り方
実はコーヒー殻をそのまま肥料として使うには無理があるようで、ちょっと工夫しなければいけません。
コーヒー殻と腐葉土を準備しバケツの中へ投入し、1日1回くらい混ぜ合わせ、およそ1ヶ月その作業を続けていきます。
腐葉土の量に対してコーヒー殻が多くなってきたら、腐葉土を加えてもらって構いません。
コーヒー殻と混ぜ合わせることによって3つのメリットがあります。
まず、腐葉土の独特の臭いを抑えられるので、室内用の土として使うことが可能。
次に、コーヒー殻と熟成させることで、土の状態を保つのに必要な微生物の発育を促進させること。
最後に、コーヒー殻の働きによって、虫を寄せ付けなくさせる効果が期待できること。
肥料を与える時期は?
植えてすぐにサボテンに肥料は必要なく、育て始めてから2年後くらいを目安に考えておきましょう。
はじめは慣らしを行うために、春と秋に月に2回くらいの割合で液体肥料を与えて様子をみてください。
肥料の与え始めは少ないと感じるくらいで充分です。
過剰に与えすぎると肥料負けを起こして、その後の発育に影響をあたえることになります。
与えた量とその後の経過を観察して記録しておき、分量の調節を行っていきましょう。
そして、サボテンを植え替える際に上で紹介した肥料入りの培養土を利用してください。
前の月と比べて気温が2℃くらい下がった場合は、生命活動を休める時期に入りますので肥料を与えてはいけません。
まとめ
サボテンを飼育していくうえにおいて肥料は絶対必要なアイテムではありませんが、大きくしたい場合には有効です。
ただし、肥料を与えるのは生育期である春と秋、それも様子を見ながら少しずつ試してくださいね。
マニュアル通りではなく、そのサボテン、そのサボテンに応じた与え方が必要です。