花が咲く品種を栽培しているのであれば、ぜひ花を咲かせてみたいものですね。
でも、うまく開花させるには何かコツが必要なのでしょうか?
花が開いてからすぐに散ってしまうのでしょうか、それとも数日間も咲き続けるのでしょうか?
調べてみました。
サボテンの花が開くためのポイントは?開花する時間は?
そこで今回は、サボテンの開花をテーマにして話していきたいと思います。
開花に必要な2つのポイントと、そして開花する期間についても説明していきます。
開花に必要な2つの条件!
まず、しっかりと太陽の光を浴びさせることです。
乾燥地に分布している植物ですので、日光は大好きです。
夏と冬の時期を除いて、屋外で少なくとも1日に数時間は日光浴をさせましょう。
夏場は外気温が高いため、また日差しも強いため株に負担をかけてしまいますから0.5時間くらいにしておきましょう。
冬場は日照時間が短くなりますが、地域によっては氷点下になるところもありますので、カーテン越しに光を当ててください。
次に、しっかりと株を休ませることです。
動物は冬に体を休めますが、同じようにサボテンもほとんど活動をしなくなりますので、水やりもほとんど必要ありません。
雨の全然降らない乾季と、恵の雨に打たれる雨季を通じたサイクルを人工的に作ってあげることが必要です。
家庭で栽培する際は、冬は室内に置いて水やりを停止し、春や秋にはたっぷりと水を与えてサイクルを保ちましょう。
どれくらい開花するの?
開花する期間は品種によって、また状況によってさまざまで、1日で寿命を終えるものから何日も咲き続けるものまであります。
サボテンの花を観察すると、咲き始めの花(若い花)と咲いていた花(古い花)の2つを確認することができます。
若い花は日暮れになると完全に閉じてしまいますが、古い花はそれほど閉じない傾向が見られます。
これは花弁の内側と外側で見られる生長差に基づいた運動だと考えられます。
また、成長運動にはサボテンの体内のリズムが関与しているため、朝に開花した花を暗室に置いても咲き続けるそうです。
まとめ
サボテンの花を開かせるためには、日に当てること、そして親株を休ませることの2つです。
この2つのポイントと季節に応じた管理を行っていけば、きれいな花を咲かせてくれるでしょう。
体内リズムによって開花時間を決めている点が興味深いと感じました。