サボテンを初めて育てていて株元が変色してしまったら、戸惑ってしまいませんか?
転ばぬ先の杖として、今回はサボテンのサインをテーマに話していきたいと思います。
どこか不調があれば、葉や茎にそのサインが現れますが、茶色の変色は何を意味しているのでしょう。
サボテンの変色の原因を探ろう!株元が茶色くなるのは?
いったい何が原因で茶色く変色してしまうのでしょうか?
そうなってしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
これらの質問への回答として紹介していきます。
根元が茶色に変色する原因は?
茶色く変色しているのであれば、根腐れを起こしている可能性が高いです。
根腐れを起こすと土の表面に近いところから、だんだんと褐色に変化していきます。
色が変わった部分に触れると、ぷにぷにと柔らかくなっていますので、すぐに判断することができます。
このままの状態にしておくと、いずれはサボテンの上部まで同じ状況に陥り、枯れてしまいます。
こうなってしまう原因はいろいろとありますが、主に水の与え過ぎが要因となっていることが多いです。
水やりは生育期にはたっぷりと水を必要としますが、休眠期に入る冬場はほとんど与える必要はありません。
対処法はあるの?
「胴切り」と呼ばれる方法で、根腐れした部分を切り取り、正常な部分を使って再生させます。
根腐れしている部分があったら、株元から掘り起こしてください。
トゲでケガをしないように手袋を使って、茎をそっとつかんで持ち上げます。
腐った部分や変色した根などを、消毒したカッターナイフで水平に切り落としましょう。
切断面をしっかりと乾燥させ、新聞紙などで包み風通しのいいところで保管してください。
遅くとも1ヶ月もすれば、新しい根が出てきますので、それから植え替えを行いましょう。
植え替えてすぐは根が定着していませんので、水やりは3日後くらいから行ってください。
まとめ
サボテンの株元が茶色く変色してしまうのは、根腐れを起こしている場合が多いと考えられます。
おそらくは過剰な水やりが原因と思われますので、水やりの頻度を調節してください。
たとえ根腐れしてしまっても、再生させることは可能ですので、あきらめずに挑戦しましょう。