サボテンは乾燥や暑さに強いイメージがありますが、正しい水のあげ方や育て方をしてあげないと極度の水不足の状態になり、全体にしわが寄ってしまいます。
今回は、そんなサボテンの育て方について紹介していきたいと思います。
サボテンの水やり
サボテンに水をあげる頻度ですが、20センチ程度の植木鉢で育てられる程度の大きさであれば夏場で月に2,3回程度、冬場で月に1回程度で大丈夫です。
乾燥地帯で育っているだけあって、頻度は少なめで大丈夫です。
水をあげすぎてしまいますと、根っこが腐ってしまう根腐れという現象が起きます。
多くのサボテンが枯れてしまう原因がこの根腐れですので、水を与える量には十分注意してください。
水を与えるときは多くの植物の場合根っこに向かって与えますが、サボテンは葉の部分全体に向かってたくさん霧吹きをかけるようなやり方が適しています。
しわが出るときの根本や表面の状態
サボテンの葉の水分が不足してきますと、葉の部分にしわが寄ってきて、痩せたり縮んだりします。
このような時はすぐに霧吹きで沢山水をかけてあげましょう。
中にはカラーサンドと言って表面を固めているものもあるので、葉の状態が確認できないものもありますので、十分注意してください。
サボテンの管理方法
極度の乾燥を防ぐために直射日光は避けてください。
また、冬場は気温の変化の大きい窓際を避けましょう。
サボテンの根っこは水分を吸収する力が強いので、霧吹きで軽く湿らせ、根っこと砂の隙間を埋めるように軽く押し固めると元気に育ちます。
水やりをする頻度で、指で軽く根の周囲の土を押し固めてあげましょう。
また、多肉植物はやせた土地でも育つので、肥料は上げなくても大丈夫です。
肥料をあげると逆に元気に育たなくなってしまうことがあるので、注意しましょう。
まとめ
サボテンは中にはきれいな花を咲かせる種類もあって、見た目もユニークなので、育てていて楽しい種類の植物であると思います。
乾燥や根腐れなどの水分に関連するものでなくとも虫害などの障害もあるので、日々の観察をしっかり行い、大切なサボテンを守っていきましょう。