伸びすぎてしまったトゲを何とかしたいと思ったことはありませんか?
でもちょっと待ってください。
植え替え時に、根が徒長していると気づいた場合、あなたならどうしますか?
そこで今回は、サボテンに関係する「切る」をテーマに話していきたいと思います。
「サボテン×切る」を軸に、トゲや根について調べてみよう!
長く伸びたトゲ、あまり長いと危険ですので、切り落としたくなりませんか?
サボテンを植え替える際に、収まりが悪いので根を切りたいと思ったことはありませんか?
これらの疑問の答えをこれから話していきます。
トゲが伸びすぎて危険だから切ってもいいの?
サボテンのトゲを切ることはあまりおすすめできません。
あのトゲは元をたどれば葉が変化したもので、あのトゲによって水分の調整などを行っています。
そのうえ、あのトゲには成長点がありますから、サボテン全体の成長にも関わりがあります。
むしろ、トゲを切ることで、切り口から枯れたり、環境の変化に適応できなくなったりなどいろんな弊害が生じます。
どうしても古いトゲが見た目を悪くしていると感じた場合は、生け花用のハサミで先を少し切りつめるくらいにしましょう。
ただし、一度トゲを切ってしまうと、再生することはありませんから、観賞用としての価値は低くなってしまいます。
植え替えの際に根を切るのは大丈夫?
植え替えの際に徒長した根を切り詰めるのは、ほとんど問題ありません。
その際は、根の長さを5㎝くらいに切りそろえるようにしましょう。
念のため、園芸用のハサミはウェットティッシュタイプの除菌シートなどで拭いておくといいかもしれません。
消毒せずに切ってしまうと、そこから菌が入り込み枯れてしまうおそれがあるからです。
サボテンの根を短くすることによって、新しい根の成長を促すことになり、植え替え後の成長も期待することができます。
植え替える際は、大きな鉢を使っていますので、根がぐんぐんと伸びしだいに安定してきます。
まとめ
サボテンのトゲは切らない方がいいですが、植え替え時に根を切るのは大丈夫です。
トゲは成長点でもありますから、切ってしまうとその後の成長に大きな影響を与えてしまうのです。
植え替え時の根切りは、新たな発根を促進させますので、行っても問題ありません。