植え替えたのにサボテンの根があまり伸びていないと、ちょっと気になりませんか?
いったいなぜ根が短いままの状態なのでしょうか?
そこで今回は、サボテンの根をテーマに話していきたいと思います。
サボテンを新居に引っ越しさせたのに、根が短い理由は?
植え替えをしたのに、成長が思わしくないのはいったい何が原因なのでしょうか?
また、根が育っていくためにはどんな条件が必要なのでしょうか?
根の成長が見られないワケは?
1つ目は、植え替えの方法に誤りがあるおそれがあります。
新しい植木鉢の上にポンと置いただけでは根は出てきませんから、茎の下の部分を土の中に埋めるようにしてください。
2つ目は、水やりの頻度が少ない可能性があります。
いくら乾燥地帯に生育している植物だと言っても、水分は必要です。
特に生育が盛んな5月~9月は、土の乾き具合を見ながらしっかりと水やりを行いましょう。
根が成長したり、吸水したりすると、サボテンは膨らみ、緑色が鮮やかですので、掘り返さなくても発根したことが分かります。
3つ目は、植え替え時に長い根を切らないままにしておいたことが考えられます。
徒長している根は5センチくらいに切り詰めてから、植え替えると新しい根がよく伸びます。
根の成長に欠かせない2つの要素!
まず、適度な水やりを心がけること。
いつでも同じ量を与えるのではなく、季節ごとに、またその時の状況に応じた水やりを心がけるようにしてください。
5月~9月頃までは、旺盛な成長を遂げていきますので、底穴から水が出るくらいたっぷりと与えてください。
7月~8月までは成長が緩やかになりますので、表面が乾いてから3日後に水を与えましょう。
10月~12月は、あまり成長に変化が見られませんので、月に2回くらいの頻度で行いましょう。
12月~4月にかけては月に1回くらい、もし雪が降ったり、霜が降りていたら与えないでください。
次に、しっかりと日光に当てること。
特に成長期は、どんどんと育っていきますので太陽の光をいっぱい浴びせてあげましょう。
ただし、室内でずっと管理していたものをいきなり長時間、日にさらすのはよくないのでゆっくり慣らしていきましょう。
まとめ
根の成長には潅水と日光がとても大切だということが分かりました。
もし短いままで成長していない株があった場合は、栽培管理の方法を見直してみるといいかもしれませんね。