にょろにょろと伸び、不思議な形状のサボテンの白檀。
綺麗な赤色の花を咲かせ、真っ白な柔らかいとげが特徴で人気のある品種となっています。
今回は、そんな白檀を中心に紹介していきたいと思います。
白檀の育て方に関して
白檀を育てるときは、直射日光に当てることをなるべく避けましょう。
屋外などに出しっぱなしにしておきますと、赤い変色や日焼けの原因となります。
赤くなっているときはストレスを受けている証拠なので屋外に出すときは3~4時間の間に収めたり、日光が40パーセント程度になるよう遮光するなどの対処が必要です。
花を咲かせる時期は成長期の5月あたりです。
次々と花を咲かせるので、見ごたえがあると言えるでしょう。
花が咲いている時間は短く、2日程度しか持ちません。
はかなげなところも魅力の一つかもしれませんね。
また、サボテンの中では思いのほか高価で取引されており、安い品種の2倍程度することもあります。
寒さには強いほうですがほかの多くのサボテンと同様に、湿気と多くの水を好みません。
梅雨の時期などはとげが沢山ありますので、湿気を吸収しやすく、根腐れを起こしやすいので、除湿をきちんと行いましょう。
成長は早い方ですので、早く育てたい方にお勧めです。
白檀の増やし方について
白檀は子株の発生の子吹きも旺盛に行われます。
放っておくとどんどん成長して上に向かったり、横に向かったりと無造作に伸びていきます。
子株は簡単に取れるので、ある程度大きくなると自重で落ちて簡単に発根しますので、放っておいても水やりと日当たりさえきちんと管理しておけば簡単に増えていきます。
植え替えを行う際は成長期の終わりで、花も咲かなくなる6月ごろがおすすめです。
別の鉢で育てたいといった方は、この時期を狙い目にして行うとよいでしょう。
慣れてきたら挿し木をしたりして楽しむといった方法もあります。
まとめ
独特の形をして綺麗な花を咲かせる白檀。
また繁殖力の強さも魅力的で、持ち主を飽きさせることはありません。
どんどん増やしてたくさんの花を咲かせ、立派なものに成長させてあげましょう。