花が咲き、果実をつける種子植物であるならば当たり前のことですが、花を咲かせるサボテンにも同じことが言えます。

では、収穫したサボテンの果実を使って、種から栽培することはできるのでしょうか?

そこで今回は、サボテンを種から育てる方法について紹介していきたいと思います。

種を採取してサボテンを育ててみよう!どう育てていくの?

サボテン 種 取り方 植え方 成長

サボテンの果実を採取し、それからどうやって種を取り出したらいいのでしょうか?

種子を蒔くためには、どんなものを準備すればいいのでしょうか?

これら2つの疑問に答えていきます。

種を取る方法は?

サボテンも花が咲き、実がなると、他の植物と同様に種子を取り出すことができます。

サボテンの種はとても小さくゴマ粒くらいの大きさですから、一つひとつを取り出すのは無理があります。

ですから、サボテンの果実を切り取り、しばらく水に浸してください。

すると、自然と果実の中から種子が水の中に飛び出して容器の底へ落ちます。

水を入れた容器の中には、果実の殻などの不純物などが混じっていますから、ザルをつかって1度、水をこしましょう。

それからさらに、細かい種子を見落とさないようにしっかりと選り分けていきます。

ゴマの種よりも小さいですから紛失しないように注意して、ゆっくりと乾燥させて使ってください。

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種から育てるには?

準備するものは種の他に5つ、培養土、容器、鉢底石、鉢皿、霧吹きです。

百均などで売られているブリキ缶を使うと見た目も可愛くできますが、底穴を空ける必要があります。

おすすめは通気性や排水性に優れた、駄温鉢と呼ばれる赤茶色の鉢です。

まず、容器の底に鉢底石を2~3㎝ほど敷いてください。

あまり高さがない場合は、鉢底石を敷かなくても大丈夫です。

種を蒔く前にあらかじめ培養土を湿らしておき、等間隔で種を蒔き、種の上に土は被せないように注意しましょう。

種を土の上に蒔いたら、霧吹きでしっかりと水分を与え、鉢全体をラップで包み保温と保湿を行います。

霧吹きを使って水を毎日与えるようにし、直射日光を避けて保管するようにしてください。

まとめ

ちょっと難しいような気がしますが、花が咲くサボテンを育てている場合は、ぜひ果実の収穫をしてみてください。

そこから、種子を取り出し、種からサボテンを大きく育てていくのも面白いかもしれませんね。

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