ある日突然、サボテンがよれよれとなって右や左へ動くようになってしまった時は、どんな対応をすればいいのでしょう。
いったい何が原因でこうなってしまったのでしょう。
このまま枯れるのをじっと待つしか方法はないのでしょうか?
サボテンの根が安定しなくなる理由は?どう対処するの?
鉢を持ち上げた瞬間にぐらぐらと不安定なサボテン、こんな状況になっても対策を知っていれば困ることはありません。
枯れてしまう前にきちんと対処すれば、復活させることができます。
そこで今回は、サボテンの根腐れの原因と対応について紹介していきいと思います。
根がぐらぐらと揺れるようになった原因は?
根腐れの原因となるのは、水の過剰供給であったり、温度変化によって過湿状態が続いたりした場合が考えられます。
5月から9月頃までの水やりは、生育していきますので、表面が乾いたら底穴から水が出るくらいまでしっかりと与えましょう。
7月と8月の2ヶ月間は、ゆっくりと成長していきますので水やりは控え、表面が乾いたら3日空けて水やりをしてください。
10月から12月は、ほとんど成長が止まる状態ですので、月に2回くらいのペースで心配ないです。
12月から4月にかけては、成長しませんので1ヶ月に1回程度、土の表面に霜が降りているときはあげないようにしてください。
どんな対策をとればいいの?
ウェットティッシュタイプの除菌シートでカッターナイフを消毒し、根腐れ部分を切り取ります。
念のために少し上の部分まで切り取込みを入れ、中心部分が赤黒く変色していないかどうか確認してください。
中心部分の色が周りの組織と変わらないくらいになるまでは、切り取る必要があります。
切断面に植物用の殺菌剤を塗り、太陽の光に切断面を20分から30分浴びせるようにしましょう。
その後、風通しの良い日陰で乾かして、切断面は新聞紙で覆い、新しい根が出てくるまで待つようにしてください。
サボテンのサイズや切断面の大きさによって、乾燥するまで1週間から1ヶ月と開きがあります。
まとめ
サボテンの根腐れの原因は、管理する私たちに原因があることが多く見られます。
そのため、時期に合わせた水やりを行っていくことが大切ですし、鉢の表面をよく観察する必要があります。
しっかりと気を配って、未然に根腐れを防止していきましょう。