急に葉や茎に異常のサインが現れたら、初めて育てている場合にはびっくりしてしまいます。
意外と知られていませんが、室内で飼育していてもいろんなリスクが存在しているのです。
そこで今回は、その中の1つに挙げられるダニについて調べていきたいと思います。
サボテンの異常!赤や白の粒が観察されたら、異常の証?
サボテンのお世話をしていく中で、私たちはメッセージを受け取り対処していく必要があります。
特に、葉や茎に現れる異常は、あまりよくない知らせであることが多いのです。
いったいどんな可能性があるのかを、これから紹介していきます。
葉や茎に赤や白の斑点が出る理由は?
家の中に隠れている、ダニが原因と考えられます。
ダニは湿度の高いところを好み、家の中のいろんなところに潜んでいます。
そのダニがエサを求めて、サボテンに付着する可能性もゼロではありません。
ダニの中でも、「アカダニ」と「ハダニ」が付着しやすいと言われています。
アカダニは0.5ミリくらいの大きさで、赤い色をしています。
食べられてしまったところが、サビ色に変化するのですぐに分かります。
ハダニも0.5ミリほどの小さな虫で、食害に遭うと、食べられてしまったところが白くなってしまいます。
どんな対策をすればいいの?
ダニは空気が乾燥していると発生しやすいと言われていますから、空気が乾燥する秋や冬の時期は、特に注意が必要です。
そのため閉め切ったままの部屋、あるいは暖房の効いた部屋などで管理することはおすすめしません。
冬であってもある程度、寒暖の差がある方が容器の湿度を保つことができるため、昼間と夜で置き場所を変えるのもいいかもしれません。
ダニが付着しているのを見つけたら、霧吹きなどで湿らせてあげると退治することができます。
日頃からサボテンの様子を観察しながら、状況に応じた対応をしていくことが大切です。
まとめ
サボテンは室内で育てているからと言って、何のリスクもないと安心してはいけません。
乾燥しやすい時期には、茎や葉にダニが付着してしまうおそれがありますから、しっかりと湿度を保って管理しましょう。
植物を育てていくことは大変ですが、経験を積み重ねていくことによって慣れていきます。