サボテンと聞くと砂漠で生息しているイメージが強いですよね。
ですがサボテンに水をあげないと枯れてしまうのに、何故砂漠の様なところでも枯れないのか疑問に思ったことはありませんか?
それはサボテンが少しの水でさえも、蓄える事ができるという植物だからなのです。
またサボテンにも様々な種類があり、砂漠以外の箇所でも育つことがあるのです。
サボテンは砂漠だけではない?
サボテンは多くの種類がいます。
例えば砂漠で育つサボテンもいれば、樹海などの中でも育ち、寒い地域でもサボテンというのを見られるのです。
サボテンは決して暑いところ、乾燥をしている所を好んで育つのではなく、実は水を多く好むので砂漠以外にも生息している場所があるということになります。
なぜ砂漠でも育つのか?
サボテンは水を多く好みますが、砂漠などでは雨が降らないというイメージですよね?
年に数回という雨は降るかもしれませんが、直ぐにまた乾燥した気候になると思います。
それでも砂漠で育つ理由は、サボテンの根や茎に秘密があるのです。
サボテンはその根や茎に多くの水を蓄えておくことができる特徴があります。
そのため砂漠内でも育つことができるのです。
光合成の違いとは?
普通の植物とは違った光合成をするのがサボテンの特徴です。
通常の場合は昼に二酸化炭素を取り込みますが、サボテンなどの植物の場合は夜に光合成を行います。
この違いにより体内にある水の量を大きく変えているのです。
そのため夜に行うことで最小限の水だけで光合成を行うことができる、というのがサボテンの正体です。
まとめ
いかがでしたか?
サボテンは砂漠で多く見られると思いますが、何故枯れないのか、水分を必要としないのか疑問に思う人もいたのではないでしょうか?
実際は水分を少し蓄えるだけで長く生きることができる、というのがサボテンの正体なのです。
また乾燥した地域などを好むのではなく、水が多いところを好むのもサボテンの特徴なのです。
様々な地域で見かけることができるのがサボテンですが、今育ててるという人も、無理に水分をあげようとせず、ちゃんとした量を守ってあげるようにしましょう。