サボテンが、気が付くと白くなっていたということがありませんか?
このようになったサボテンには斑点がついていたり、綿のようなものがついていたり様々です。
今回は、そんなサボテンが白くなる時の原因と対処法を紹介したいと思います。
白い綿のようなものについて
白い綿がサボテンの周りについているように見えるときは、虫害か、成長期のトゲの可能性があります。
虫害の時はワタカイガラムシと言われる害虫が潜んでいる可能性があります。
何か動いているものを見かけたら、ピンセットなどで取り除きましょう。
あとはブラシで何回かこすり、綿をとって薬剤などを使用しましょう。
薬剤は高価ですので一株だけに使うのは少しもったいない気がします。
白く見えるところが根元であれば棘座の部分が成長期で成長した可能性があります。
トゲが束になっているだけのものですので、これは安全です。
白い斑点やかさぶたに見えるとき
猛暑の中でもすくすくと育つイメージの強いサボテンですが、実は日焼けをします。
直射日光などに当てると、ストレスで赤くなったり、日差しに抵抗がないと表皮が負けて白くなることもあります。
だんだんと表皮が強くなりますので、あまり心配する必要はないでしょう。
病気の時は日焼けのようなかさぶた状の大きなものと違い、白い斑点となります。
代表的なものでうどんこ病というものがあります。
多肉植物だけでなく植物全般に多い病気です。
うどんこ病にかかると成長スピードが遅くなったり、生育に悪影響を及ぼすので早めの対処が求められます。
葉の根元が変色していたら要注意です。
最も効果的な対処法は薬の散布となります。
用量と使い方は指示通りにして散布しましょう。
発症している部分だけでなく、サボテンの体全体に散布するのが効果的です。
まとめ
サボテンが白くなる時というのは様々な原因があります。
成長過程の時もあればちょっとした異変、重大な異変の時もあり、飼育する前にはよく調べたほうがいいことの方が多いです。
異変が起きたときには手遅れといったことを避けるためにも、普段の観察をしっかりと心がけるようにしましょう。