サボテンは厳しい環境でも育つことから、あまり手がかからずに育てられるイメージがありますね。
ですが実際に育ててみると、意外と枯れてしまうことも多いということを思った方もいらっしゃると思います。
今回は、そんなサボテンを枯らさないようにする方法を紹介していきたいと思います。
周囲の環境
サボテンは日当たりが良く、風通しの良い湿気の少ない場所に置きましょう。
サボテンは湿気の少ない砂漠などの乾燥地帯が原産のため、湿気に弱いです。
どれほどかというと雨が当たると腐ってしまうほどです。
水やりも冬なども月に1回程度でいいことから、保水力の高さがうかがえます。
その保水力の高さがあだとなるのか、たくさんの水分を与えるとたちまち根腐れを起こして枯れてしまいます。
なので必ず雨よけのある場所、もしくは室内で育てましょう。
日光に当てる時間は、3~4時間程度もあれば元気に育ちます。
直射日光は日焼けを起こして変色してしまう可能性があるので、避けたほうが無難かもしれません。
寒さにも強いので暖房をつける必要はありません。
むしろ暖房で乾燥してしまうのでつけない方がよろしいです。
トゲは葉の温度の調整や湿度の調整をしているので、絶対に取り除かないでください。
水やり
水は必ずあげましょう。
野生のサボテンは湿度が温度差によって変化するときによって生じる水滴を給水していますので、水分を少なからずとっています。
この機能があるので乾燥地帯でも生きていけますが、日本の気候でこれは難しいのできちんと水をあげましょう。
水をあげる方法は、霧吹きなどを葉全体にたくさん吹きかけるといった方法が一般的です。
根元に水をかけるのは、給水能力の高さから根腐れを起こすのでやめましょう。
土に少しかけて隙間を指でつぶす程度であれば健康に育ちますので、ほどほどにあげましょう。
まとめ
サボテンは水も少なく肥料もいらないのでお世話は確かに楽な方ですが、注意しないといけないことも確かにあります。
飼育しているときに異変に気付けるのは、多くの場合お世話をしている方なので、日々注意深く観察し、サボテンの鑑賞を楽しみながら過ごしてください。