サボテンを種から育てるためには、どんな育て方をすればうまくいくのでしょうか?
どんなことに注意して育てていけばいいのでしょうか?
そこで今回は、サボテンの種から栽培をテーマに話していきたいと思います。
サボテンの発芽にチャレンジしてみよう!その方法は?
種を蒔く際に、他の植物とは異なるポイントはあるのでしょうか?
また、無事に発芽させるための条件はどんなものがあるのでしょうか?
これら2つの質問に対して回答する形式で、紹介していきます。
種の蒔き方は?
品種によって発芽の時期が違いますので、1つの鉢に1種類の種を蒔きましょう。
大きな種子を蒔く場合は、5ミリ間隔で土の上に浅い穴をあけ、その上に種子を置き、土は被せません。
指先で何とかつまめるくらいの種子であれば、手のひらに種子を取り、つまんで鉢にパラパラと蒔きます。
種子と種子のスペースは5ミリほどで種子が重ならないように注意し、蒔き終えたらそのままで土はかけません。
もし重なった場合はピンセットなどを使って、調節を行いましょう。
それから腰水をさせ、ポリ袋などで鉢を覆い、定期的に水を換えるようにします。
1週間前後もすれば、小さな芽が顔を覗かせることになります。
発芽に必要な条件は?
まず、種を蒔くための時期を選ぶこと。
5月~9月にかけての生育期に種蒔きを行うと、発芽した後の管理もしやすくなります。
どうしても雨の日が続くと発芽までの日数が長くなりますので、晴れの日が多い時期を選んで蒔きましょう。
次に、成長するためには温度差が必要であること。
最低でも発芽するためには20℃以上の温度が必要で、昼間は35℃くらい、夜間は15℃くらいが最も適しています。
加温をすれば冬であっても、発芽させることは可能です。
その場合は、温床マットで土の温度を昼間は40℃程度、夜間でも20℃以上に温度を保って育てていきます。
最後に、腰水を欠かさないこと。
これは発芽してからも続けていく必要がありますが、定期的に水を換えて水分を補給させます。
まとめ
種を蒔いた後に、土を被せないことがポイントです。
無事に発芽させるためには、水や温度の管理をしっかりと行っていくことが大切です。
種から育てていくと本当に大変そうですが、深い愛情をもって育てていくことができそうですね。