植物の生育条件に欠かせないのが、お日様の光を浴びること、そして水分を補給することです。
原産地のサボテンは、雨季と乾季がはっきりしているため、サボテンも水を必要とする植物です。
しかし、水やりを誤ってしまうと根腐れを引き起こしてしまう原因ともなります。
サボテンの灌水!どうすれば適度な水やりができるの?
そこで今回は、サボテンの水やりをテーマに話していきたいと思います。
いったい何に注意して、どれくらいの量を与えていけばいいのでしょう。
また、逆に水やりを控えた方がいいこともあるのでしょうか?
水を与えても大丈夫な時期は?頻度は?
4月から6月くらいまでは、サボテンの成長期ですから、鉢の底穴から水があふれ出るくらい与えてください。
土の表面が乾いてから3日後くらいに、水やりを行います。
頻度は、月に4回を目安に、霧吹きではなくジョウロなどで直接水をかけるようにしましょう。
もちろん、表土の乾燥するペースが速ければ、それに応じた水やりが必要です。
それと同時に、しっかりと太陽の光を浴びせるようにしましょう。
サボテンに日光浴をさせる時間は、1日に3時間~4時間くらいがいいと言われています。
水やりを控えた方がいいのは?回数は?
7月~8月は夏の盛りになりますので、積極的な水やりはかえって株を疲れさせてしまいます。
そのため土の表面が乾いているのを確認し、できれば10日に1回くらいの頻度で、底穴から水が出るまでたっぷりと与えましょう。
9月~11月はだんだんと生命活動が弱くなってきますので、月に2回くらい、表土の乾き具合を見てから行いましょう。
12月~3月の時期は成長が停止しますので、水やりを行う必要はほとんどありません。
夏の時期はあまり長く直射日光にさらすと、日焼けしてしまいますので、1日30分の日光浴にとどめておきましょう。
最低温度が5℃以上あれば屋外で育てていくこともできますが、0℃を下回る日々が続くようであれば室内で管理してください。
まとめ
サボテンの成育に欠かせないのは、適度な水やりと日光浴だと言うことが分かりました。
ただし、杓子定規に行うのではなく季節や気温にも配慮して、その時に応じた対処が大切です。
最初は大変に感じるかもしれませんが、「習うより慣れ」といいますから経験を積み重ねていきましょう。