大雲閣という植物は、サボテンのような見た目をしていますが、ユーフォルビア属という通常のサボテンとは少し異なった分類の植物です。
たくさんの葉っぱをつけて、鮮やかな緑色と綺麗な花を咲かせることから観賞用として人気があります。
今回は、そんな大雲閣について記事を書いていきたいと思います。
大雲閣の育て方
乾燥地域にいるものですので、日当たりが良く湿度の少ないところで育てましょう。
基本的に雨などの水分や湿度に弱いので、室内で育てるのがメインになると思います。
水やりの頻度ですが、夏場は土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れるまで与えるといいです。
冬場は断水、もしくは月1回の頻度で大丈夫です。
梅雨の時期は湿気が多く根腐れなどの異常が起きやすいので、除湿をするようにしましょう。
植え替えは4月、5月に行うのが大雲閣にも負荷をかけずいいと思われます。
直射日光に当たると変色してしまうことがあるので、気をつけましょう。
繁殖のさせ方
茎の上部の葉がついているところを切り取り、20日間ほど乾燥させ、別の鉢に用意したサボテンの培養用の土に置いておきましょう。
このとき水をあげてはいけません。
うまくいけば10日程度で発根するはずです。
同じ鉢ですと、多肉植物は根をはる力が強いですので、悪影響が出る場合がありますので、増やす際はできるだけ別の鉢を用意するようにしましょう。
生命力が強いのでどっしり構えて待ちましょう。
花について
成長が続くと、やがて綺麗な花が咲きます。
成長期が起こる春などに咲きやすいです。
花は綺麗な白に赤と黄色の花びらが散見し、とても美しいものとなっています。
見る価値はありますので、大切に育てて花が咲くのを待ちましょう。
アブラムシなどがつくこともありますので、日々観察して異常がないかどうか確認しましょう。
しわが寄っているときは水分が足りない証拠ですので、早めの対処を心がけてください。
まとめ
大雲閣は、贈り物などにも包まれることもあるようになってきました。
これから育て方や品種改良などが進んでくると、もっと美しくて育てやいすサボテンや多肉植物が出てくるかもしれませんね。