ある時セレウスというサボテンが電磁波を吸収すると言って話題になったことがありました。
今回は、そんな一風変わったサボテンを紹介していきたいと思います。
セレウスとは
セレウス属に分類されるメキシコ原産のサボテンです。
とある大企業がセレウスに電磁波を吸収する効果があるといったので話題になりましたが、育て方や成長過程などは一般的なサボテンと大差はありません。
乾燥や酷暑に強く、多湿を嫌う性質を持っています。
育て方
通常のサボテンと同様に春と秋に成長期を迎え、夏と冬は休眠期となります。
4月ごろになったら水を沢山あげると、どんどん成長していきます。
植木鉢で育てるときは、なるべく水はけのよい鉢を買いましょう。
穴が開いていないものは根腐れなどを引き起こしやすいのでお勧めできません。
どのサボテンにも言えることですが、水の管理をしっかり行うことが大事です。
サボテンは乾燥や暑さに強く、世話が簡単ですが水やりをしっかり行わないと簡単に枯れてしまいます。
枯れてしまう原因の多くは、水分の過多による根腐れですので気をつけましょう。
たくさんの子株をつけるので繁殖させやすい種類と言えます。
もし挑戦したいと思ったらたくさんとれますので、積極的に行いましょう。
電磁波を吸収する効果
では実際にどのように電磁波を吸収するのか、またどの程度なのか気になりますよね。
セレウスを電話機と人間の耳の間に挟むと、電話の声を聞き取ることができなくなります。
セレウスはほかの植物に比べて電磁波を吸収する効果が高いようですが、コンピューターやシステムを狂わせるほどの大袈裟な能力は持っていません。
一時期話題にはなりましたが、それほどたいそうなものではなかったということですね。
しかし特異な性質であることには変わりないので、良いことに使われるとよいですね。
まとめ
蓋を開けてみると実はということも多いですが、セレウスの性質に気付いたことはすごいと思います。
現在はナメクジの体液が医療に用いられているので、セレウスのこの性質がいつか私たちの生活を支えるテクノロジーの一つに入るかもしれません。
そうなると面白いかもしれませんね。