無謀にも思えるかもしれませんが、種から育てた方が植物は丈夫に育つと言われています。
どうせなら思い切ってサボテンを種から育ててみませんか?
そこで今回は、サボテンの実生のやり方をテーマに話していきたいと思います。
種を蒔いて丈夫なサボテンを育ててみよう!時期や方法は?
しかし、いざ始めるとなると分からないことだらけですよね。
いったいどんなものを準備して、どんなことに注意して育てていけばよいのでしょう。
実生の方法やコツについてこれから紹介していきます。
実生を行うやり方は?
実生に必要な道具、プラスチックのコップ、培養土、サボテンの種を準備します。
プラスチックのコップは半分にカットし、下側を使い、そこには5つくらい穴をあけておきます。
使用する用土はあらかじめ水で湿らしておきましょう。
実生専用の土や肥料が入った用土を入れ、表面はバーミキュライトなどの粒子の細かいものを入れてください。
種子は殺菌されたもの、または殺菌剤を使って消毒したものピンセットで1つの容器に1つの種を入れましょう。
その際、種子の上に土をかぶせる必要はありません。
湿らせた用土が乾いてから、水やりを行ってください。
実生の時期やコツは?
実生を行う際は、サボテンの生育期に合わせて行う方が理に適っています。
その時期は、春から秋にかけて、最も適した時期は5月~9月頃と言われています。
用土が乾いたらすぐに水を与えるようにし、直射日光が当たるような場所で管理していきましょう。
ただし、冬場であっても温度を一定に保つことができる環境であれば、実生を行うことはできます。
その場合は屋外での実生は厳しいものがありますから、室内で暖房を入れている部屋の中で行うことになります。
実生を行う際は、クモやコバエの害虫による被害対策、腐った苗があればすぐに処分するなどに注意しましょう。
まとめ
思っていた以上に準備するものが少なくてびっくりしましたが、これならハードルが低いような気がしませんか?
もし植物に興味があって、時間に余裕が少しでもあれば、自宅で始めてみてくださいね。
育てる際のポイントは、水と日光と害虫対策です。