サボテンの花の種類によって開花時期が短いものは1ヶ月、長いものは5ヶ月とさまざまです。
咲いてからしぼむまでの期間も種類によって違いが見られます。
しかし、中には花が咲く品種であっても、花が咲かない場合があります。
サボテンの開花時期になったのに、花が咲かないワケは?
花が咲く品種なのに、いったいなぜ花の姿を目にすることができないのでしょうか?
そこで今回は、サボテンの花が咲かない原因をテーマに紹介していきたいと思います。
人為的なミスによって花が咲かない4つの原因
まず、日照量の不足が考えられます。
サボテンを管理する場所は、しっかりと太陽の光が差すところで管理してください。
次に、水の量を誤っていることが原因だと考えられます。
あくまでも水やりはサボテンの土の乾き具合を見てから与えるようにしてください。
水を与える時は多めですが、回数は抑えて、ちょっと乾いた感じで育てていきましょう。
そして、常に同じような環境下で管理していることも問題です。
特に室内で育てている場合は、メリハリがつくように夜になったら暗くて、寒い部屋で管理するようにしてください。
最後に、植え替えをしていない場合が考えられます。
鉢の底から根が出てきているようであれば、ひと回り大きなサイズの鉢へと植え替えをしてあげましょう。
サボテン自身の問題によって咲かない2つの原因
1つは、ある程度の年数が経っていても株のサイズが大きくないこと。
それは、株が育っていなければサボテン自体の生命維持活動が厳しくなってしまうからです。
挿し木で分けてもらったのを植えたり、買って来たりする際に、この株の大きさが原因となることが多く見られます。
株がしっかりと丈夫で元気に育つまで、しっかりと育てていくようにしてください。
そこで、鉢底から根が張り出してきていたり、株のサイズに対して鉢が小さく感じたりしたら、植え替えのサインです。
もう1つは、花を咲かせるのに多くの年数を必要とすること。
「金鯱」という種類は、種まきから花開くまでおよそ50年かかると言われていますから、買ったサボテンの種類を確かめてみましょう。
まとめ
管理していく私たちの心がけ1つで、美しい花を咲かせることができることが分かりました。
上で紹介した4つのポイントを踏まえて、育てていくとうまく花をさかせることができるでしょう。
室内に緑が欲しいけれど迷っているという人は、あまり手のかからないサボテンをおすすめします。