たまには土に触れる機会を作ってみませんか?

サボテンであればそれほど手をかけずに、室内で管理していくことができます。

そのために、まずどんな土の種類が必要なのかを調べていきたいと思います。

サボテンを育てるために必要な土の種類や量!肥料の頻度は?

サボテン 土 肥料 種類 量

サボテンをしっかりと育てていくためには、どんな種類の土をどれくらいの割合で混ぜればいいのでしょうか?

また、育てている途中で追肥を行う必要はあるのでしょうか?

これらの疑問について答える形で紹介していきます。

管理していくために使う土の種類は?

培養土に使っていく土の種類は、赤玉土、鹿沼土、ボラ土、培養土、燻炭の5つです。

赤玉土は関東ローム層からとれ、通気性、排水性、保水性、保肥性に優れています。

鹿沼土は栃木県鹿沼市で産出される軽石のことで、機能面では赤玉土と変わりませんが、強い酸性であるとろが異なります。

ボラ土は宮崎県都城市付近から産出される、火山砂礫で、多孔質な軽石で、機能面については先の2つとあまり変わりません。

ただし、弱酸性で、雑菌が少ないため、根腐れを防ぐ効果が期待できます。

培養土は、あらかじめ必要な肥料などを混ぜて調整された土のことを指します。

燻炭の多くは、もみ殻を炭化させたもので土壌が酸性に傾くのを防いでくれます。

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育てる際に配合する割合は?追肥は必要?

赤玉土4割、鹿沼土2割、ボラ土2割、培養土1.5割、ヤシ殻炭0.5割の配合で使用していきます。

サボテンの種類や使用状況によって、これらの配合は適宜変更してもらって構いません。

土の配合を見れば分かりますが、水はけがよく、空気が通りやすい培養土になっています。

植える際に培養土に肥料が含まれていますので、追肥を行う必要はありません。

もともと野生のサボテンは痩せた土地に生えていますから、それほど心配しなくても大丈夫です。

あまりにも肥料を与えてしまうと、肥料を吸収できずに病気にかかったり、害虫を引き寄せたりしてしまいます。

まとめ

一口に土と言っても、これほど多くの種類があるとは思いもしませんでした。

サボテンを育てていくために使う土の種類は、通気性や排水性がいいものを中心にして配合していきます。

早く太らせるために肥料をと考えがちですが、サボテンの場合は元肥として与えておけば必要ありません。

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