当地では「ノパル」と呼ばれ、メキシコで繁栄した古代アステカ文明においても食されていたそうです。

料理として使われる際は、表面にあるトゲをきれいに取り除いてから利用されます。

いったいどんな調理法があるのか調べてみたいと思います。

サボテン料理は、どんな栄養があるの?食べ方はいろいろあるの?

サボテン 食べる メキシコ

私たちからすれば未知の食材としての印象が強く、本当に食べられるのか疑問です。

では、サボテンにどんな栄養価値があるのでしょうか?

また、どのような食べ方をすれば美味しく食べることができるのでしょうか?

サボテンに含まれている栄養素は?

なんと18種類もの必須アミノ酸、食物繊維やビタミン類、カリウム、カルシウムなどが偏りなく含まれています

それだけではなく、サボテンのカロリーは控えめですから女性にはおすすめの食材です。

また、近年の研究では血糖値の低下、悪玉を善玉コレステロールに変化させる効能も認められており、注目を集めています。

ご当地では食材の他に、傷の処置や熱さましの代用、肥満や糖尿病、二日酔いなどに効くとして一般家庭で使われているそうです。

ちなみに、メキシコで食されているのは西部劇に出てくるサボテンではなく、ウチワサボテンという品種です。

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どんな食べ方をするの?

ウチワサボテンはその名の通り横幅が広く、肉厚のサボテンです。

ふつうは緑色をしていますが、茹でると色が濃い緑色に変わり、食感が柔らかくなります。

これを刻んでメキシコ名物のタコスの具として利用したり、生野菜と混ぜたりしてサラダにすることもあるそうです。

口に含んだ感じは粘り気が感じられ、大きなメカブを食べているような感覚に陥るそうです。

オクラや納豆、メカブ、モズクなど、日本人はネバネバした食材を食べ慣れていますので、抵抗なく食べられるかもしれません。

ウチワサボテンは、果実をつけることもあり、地元では「トゥナ」と呼ばれフルーツとして食されています。

まとめ

サボテンの中には食用として利用されているものがあり、大変栄養価に優れていることが分かりました。

我が家ではアロエ・ベラを火傷の応急処置として利用してきましたが、誤りではないのかもという気がしてきました。

メキシコを訪れた際は、ぜひウチワサボテンを食べてみてくださいね。

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