サボテンの花言葉を知っている人は、おそらくそれほど多くないでしょう。
ではいったい、どんな隠れたメッセージがあるのか調べていきたいと思います。
また、その由来についてもできる限り紹介していきます。
サボテンの花言葉にはどんな意味があるの?その由来は?
サボテンといってもいろんな種類がありますから、ここでは2つに絞って話していきます。
「サボテン」という総称についての花言葉と、季節感を演出する「シャコバサボテン」についてです。
サボテンの花言葉や由来は?
サボテンの花の色は、種類によって赤色、ピンク、白色などカラーバリエーションが豊富です。
サボテンの花に関する花言葉には、「偉大」、「燃える心」、「枯れぬ愛」、「内気な乙女」などの意味があります。
「偉大」という意味は、サボテンは恐竜が生きていた頃からあったと言われていることから生まれました。
乾燥した暑い砂漠で育っていることから「燃える心」という意味が、数ヶ月も雨が降らなくても育つので「枯れぬ愛」が誕生しました。
17世紀のトルコでは、求婚をする際に男性から女性へサボテンを贈る習慣があったことも関わっているようです。
花を咲いている姿を見るのはなかなか難しいということから「内気な乙女」という意味を持つようになりました。
シャコバサボテンの花言葉や由来は?
花言葉は、「一時の美」と「美しい眺め」という意味です。
ふだんは茎の節が連なったような形で、緑色をしておりとても花を咲かせるような姿をしていません。
しかし、開花時期がくれば、赤色、白色、黄色などさまざまな花色で賑わいを見せてくれます。
ちょうどクリスマスの時期に開花し、いつもと違う姿から「一時の美」という意味が誕生しました。
ちなみに、英語でシャコバサボテンのことを「Christmas cactus」と呼ぶのはそのためです。
「美しい眺め」という意味は、いろんな鮮やかな花色に由来すると言われています。
まとめ
「サボテン」の花言葉に、意外にもプロポーズと深い関係する意味があったとは驚きました。
クリスマス前に、ポインセチアと並んでシャコバサボテンにも意外な意味が隠されていました。
植物は育てて楽しむだけではなく、このように贈り物として間接的に相手にメッセージを伝えることもできるのですね。