太陽の光が大好きなサボテン、その名も「金鯱」と呼ばれています。
明るい雰囲気のする名前もそうですが、その愛らしいフォルムは女性の心をつかんで離しません。
そんな特徴のある金鯱の育て方をテーマに話していきたいと思います。
金鯱サボテンの栽培管理!その注意点は?植え替えの方法は?
栽培をしていくにあたり注意することはないのでしょうか?
植え替えを行う際は、どのように行えばいいのでしょうか?
これら2つの質問に答える形で、紹介していきます。
「金鯱」管理の3つの注意点!寿命は?
まず、冬場の温度管理に注意すること。
サボテンの中にも一部の品種には0℃まで屋外であっても、冬を越せる品種があります。
しかし、金鯱の場合は寒さに弱いため5℃以上の気温がないと冬越しすることができません。
次に、日照不足に注意すること。
金鯱という品種は、太陽光を浴びるのが好きですから、光が不足すると縦に伸びていきます。
これがいわゆる「徒長」という状態です。
また、少しでも太陽の光を浴びようと茎を傾けてしまいますので、しっかりと日の当たる場所を選択してください。
最後に、植え替えを行うこと。
これは新しい根を張らせるためにも必要なことで、最適な時期は5月~9月まで、ただし梅雨時や猛暑日は避けてください。
なんと寿命は30年、花を咲かせるようになるには20年もの時間を必要とします。
植え替えのやり方について
植え替え予定日の10日くらい前から、水やりを行わないようにすると、植え替え後の生育がよくなります。
溶接用の皮手袋をはめ、金鯱が植わっている鉢のふちを拳でトントンと叩けばすっと抜け落ちます。
金鯱はあらかじめタオルの上に寝かせたまま、根の周りの土を丁寧に取り除いていきます。
その後、根の長さを5㎝くらいに切り詰めて、整えていきます。
新しく準備した鉢の底穴に網を敷き、鉢底石を数㎝入れて、専用の培養土を入れます。
金鯱を入れて見て高さを調節しながら行ってください。
それから1週間、風の通る半日陰で管理をしていきます。
最初の水やりは植替え後1週間経ってから、底穴から濁った水が出なくなるまで与え、水を切ってから受け皿に載せます。
2回目以降の水やりは、土の表面が乾いてから1週間くらい経って、水を与えます。
まとめ
金鯱という品種は、日光浴が大好きなので日当たりの良いところで管理していくことが大切です。
植え替えについては、時期やポイントを踏まえて行えば難しいことはありません。
どれを育てるか迷った場合は、記念樹の代わりとしても使えるこの品種がおすすめです。