胴切りによって株分けをする人も、少なくないのではないでしょうか?
いくら待てども、なかなか根が出てこないのでだんだんと不安になってくることもあるでしょう。
どのようにしていけば、無事に発根させることができるのでしょうか?
なかなか発根しないサボテンへの対応策は?胴切りの注意点は?
胴切りの失敗をカバーする方法を紹介していきたいと思います。
また、胴切りを行う際に、何に注意していけばいいのかを話していきます。
なかなか発根しない場合の対処法は?
1ヶ月以上経っても発根が見られない場合に試してみてください。
切断面の切り口は完全に乾いていることを確認し、トゲが生えている種類でしたら切断面近くのトゲを切り詰めてください。
その後、霧吹きで湿らせた培養土に1㎝ほど挿してください。
トゲが少ない種類であっても、切り口が砂に触れていれば発根してきますが、かなり時間が必要になる場合もあります。
鉢を保管する場所については、日の当たる窓辺にしましょう。
根が生えてくるとだんだんと成長していきますので、焦る気持ちは分かりますが、触らずにそっとしておいてください。
胴切りのポイントは何?
まず、時期を選ぶことです。
いつでも胴切りに向いているかと言えば、成長期に入る前ごろの春先がおすすめです。
次に、場所を選ぶことです。
どんな場所でもいいわけではなく、風通しがよく、乾燥したところで行うようにしてください。
そして、株の大きさによって道具を使い分けることです。
小さな株は消毒したカッターなどで、手のひらを超すような大きさであれば、ノコギリを使って半分にしましょう。
最後に、胴切り後のケアについてです。
胴切りを行った後、新しい鉢に植え替えやすいように断面の中央を尖らせるようにカットしてください。
カットしたところを消毒し、太陽の光を浴びせるようにしましょう。
切り口が乾燥したら、切断面を下に新聞紙で包み、直射日光を避けた乾燥した場所で管理していきます。
まとめ
発根しないからと言ってあきらめるのではなく、次なる策がありますのでチャレンジしてください。
ポイントは切断面に近いトゲを除去し、培養土に埋めることです。
待てば海路の日和ありといいますから、気長にじっくりと待ちながら植え替えの鉢を選んでおきましょう。