三角柱と言っても数学で習うあの図形ではなく、サボテンの一種です。
その名の通り茎の形状は三角柱に近い特徴が見られ、とてもユニークなサボテンです。
一風変わったその名前を持つサボテンについて、今回は調べていきたいと思います。
サボテンの三角柱の栽培!どんな花が咲くの?茎の変色は?
店頭に並んでいるサボテンを見れば、すぐにどれが三角柱かは分かると思います。
では、三角柱という品種はいったいどんな特徴を備えたサボテンなのでしょう。
そこで今回は、三角柱の特徴や育て方のポイントをテーマに話していきます。
「三角柱」ってどんな特徴があるの?
サンカクサボテンとして知られており、メキシコから中南米にかけて広く分布しています。
ヒモサボテン属に分類されているように、紐上に長く成長していく特徴があります。
白色の可憐な花を咲かせることで知られています。
なんとこの種の果実は、ドランクドラゴンフルーツとしてメキシコでは売られています。
日本の園芸店などで販売されているものは、観賞目的なので実をつけることはあまりないかもしれません。
一般的なサボテンよりもぐんぐんと生長していくため、他の種の台木として使われることが多いです。
緋牡丹の台木としてよく利用されています。
茎が変色する理由は?対応策は?
考えられる理由は2つです。
まず、日焼けを起こしているおそれがあること。
いくら日光を好むといっても、太陽光に当てる時間や時期を考慮しないとかえって毒となってしまいます。
生育期であれば数時間も日光浴を行って大丈夫ですが、真夏は直射日光に当てるのは避けましょう。
次に、水やりの頻度に問題があること。
サボテンが成長していく時期であれば、底穴から水が出るくらいたっぷりと与えても大丈夫です。
水を与える頻度は月に3回~4回、土が湿っていれば与える必要はありません。
秋から冬にかけては頻度を月に1回~2回くらいに減らし、土の表面が乾いているのを確認してから与えましょう。
まとめ
三角柱という品種は、生育しやすく台木として利用されることが多いのが特徴です。
ドラゴンフルーツがこの品種の果実であったとは、びっくりしました。
茎の変色を防ぐためには、適切な管理をしっかりと行うことが大切です。