気を付けていても、サボテンのトゲが指や腕に刺さってしまうことは誰だってあります。
そんな時、いったいどうやって対応すればいいのでしょう。
そこで今回は、サボテンのトゲの除去をテーマに話していきたいと思います。
刺さったサボテンのトゲを安全に取り除く方法はあるの?
体内にトゲが残らないように安全に除去するやり方はあるのでしょうか?
トゲの種類も大きく分けて、細い髪の毛のようなものと、針のようなトゲと2つあります。
それぞれに応じた除去を行う必要がありますので、この2つについてそれぞれ紹介していきます。
細いトゲの除去の仕方は?
1つ目は、工作用のノリをトゲが刺さっているところに塗って、抜き取る方法です。
トゲが刺さっているところへ薄くノリを塗り広げていきます。
数分間後に乾いたのを確認できたら、ノリをはがしていくと、乾いたノリと一緒に細いトゲも取れていきます。
念のため、すべてのトゲが抜けたかをしっかりと確認してください。
2つ目は、布テープのような粘着力の強いテープを使う方法です。
テープをトゲが刺さった皮膚の上にあてがい、被せるように貼り付け、片端を持ち一気に引きはがします。
すべてのトゲが取れるまで、この工程を繰り返していきます。
太いトゲを取り除く方法は?
ピンセットを使って引き抜きますが、取り残しを防ぐためにトゲの根本に近いところをしっかりとつまみます。
根本からつまむことができたら、垂直方向へゆっくり引き上げて、トゲを引き抜いていきます。
取り除くことができたら、出血の有無や傷の深さなどに関わらず、感染症を防ぐためにオキシドールなどの消毒薬で傷口を拭きます。
その際、オキシドールを脱脂綿にしみこませたものを使い、ポンポンと患部を軽く叩くようにするといいでしょう。
出血が見られたり、傷口が大きかったりする場合は、絆創膏やガーゼを使って傷口を保護してください。
まとめ
トゲを除去する方法は、サボテンのトゲの大きさに応じて異なります。
細いトゲはノリを塗ったり、テープを貼ったりして粘着力を使って除去し、太いトゲはピンセットを使って取り除きます。
トゲに刺さってしまった場合も、対処法を知っておけば必要以上に心配することはないですね。