あまり水を必要としないから管理が楽だと考えている人は、ちょっと注意する必要があります。
野生のサボテンが生育しているところは、雨季と乾季がはっきりとしていますから、適度な水分は必要です。
自宅で育てる場合には、どんな工夫が必要となるのでしょう。
サボテンの管理!季節に応じた対応は?花は見られるの?
四季を通じた管理において、水を与える際のポイントについて紹介していきます。
また、どのように育てていけば、美しい花を咲かせることができるのかについても説明していきたいと思います。
いったいどんなことに注意して管理すればいいのでしょうか?
季節ごとの水の与え方は?
水の与え方で注意するポイントは、4つの時期に合わせた水やりが大切です。
まず、春先、そして初秋くらいまでの水やりですが、成長しますので土の表面が乾いたら鉢底から水が出るまで与えるようにしましょう。
次に、真夏の2ヶ月間は緩やかに成長していきますので水やりの頻度を減らし、乾燥気味にしていきます。
土の表面が乾いてから数日空けて朝や夕方に水やりを行います。
そして、秋から初冬にかけては休眠の時期に入りますので、2週間に1度くらいの回数で大丈夫です。
最後に、冬から春先にかけては成長がほとんど停止しますので1ヶ月に1度くらい、表面が凍るような時は控えるようにしましょう。
きれいな花を咲かせるには?
花を咲かせる品種であることを前提にして話していきます。
季節に応じた水やりと日光浴を欠かさないようにしましょう。
サボテンを置く場所は温度が一定のところではなく、寒暖の差があり、しかも日光が差し込んでくるところにしましょう。
サボテンは土から栄養を補うため、あまり肥料を必要としません。
ただし、植え替えの際などは元肥が必要です。
真夏や冬場は水やりを控えるようにして、季節によって水やりの頻度を変えていきます。
逆に、春と秋は成長期ですから、たっぷりと水を与え、日光にもしっかり当てるようにしてください。
まとめ
サボテンの水やりは、四季を通じて変化させる必要があります。
意外なことにサボテンは成長する際に水が必要だと知り、驚いています。
きれいな花を咲かせるためには、水やり、そして、しっかりと太陽の光を浴びることが大切です。